嫌われ松子の一生

面白かった。
あれは好きだ。

すぐにヨドバシでサントラを買った。歌のほう。
音楽が良いのだよ。

りゅうよういち（役名）がっ。
えいたがっ。
良かったなあ。
何で何人も出たのに中でもダメ男を選んじゃうんだねぇ。
ダメ男と言えばたけだしんじも捨てがたいねぇ。ビバ、ヒモ男。

とにかくテンポが良い。

昨日、たまたま見たスマステでゴローちゃんが感想を言っていたのだが、
それで言ってた「自分でここかな～っていうエンディングから先が長い」っていうのはわかる。
確かに、これでエンディングでも良いというポイントはあった。
ただ、これが「嫌われ松子の一生」だったから、あのラストまであって良いと思った。
その辺は好みとかだと思うので、見ていただければよいかと。

私は好きだ。

登場人物が凄く楽しくて、誰が出てくるのかとても楽しみ。
脇役で一番気になったのは山本浩二くんである。
本当にちらっとしか出なかったのだが、顔に見覚えがあって、どこで見た人なのかわからなかった。
全部終わってからもう一度考えて、『魁！クロマティ高校 THE MOVIE』の前田くんであることを思い出した。スッキリした。
意外と出番が多かった脇役はゴリだ。アルプスのＪさんみたいだった。
グッズ一覧にゴリのＴシャツがあったのでちょっと欲しくなった。

さて、松子と言えば、あの男性陣を忘れてはならないだろう。
やはり順番通りに並べるべきか。

一番最初は佐伯先生。谷原章介さん。
彼にああいう役をさせると最高。
あの動きと笑顔がたまらん。

次が作家志望の八女川くん。これははまり役のクドカン。
あの死んだ目が良い。かなりのダメ男だったな。

で、３番目が岡野さん。横分けが妙に似合う劇団ひとり。
サントラに入っている『HAPPY WEDNESDAY』を聞くと、ひとりの顔が浮かんで妙に笑える。

さて次に登場するのが小野寺。武田しんでぃーです。
とこっとんダメ男である。最悪である。酷いんである。
でもあのチャラチャラっぷりはそんなに嫌いでないのである。
嫌いじゃないのが問題なのだな。

そして登場したのが島津さん。荒川良々くん。
なんだ彼は。なんなんだ彼は。
良い人だったよ、彼は。ごくごく普通の人・・・なんじゃないかなぁ。

次に来るのは・・・沢村めぐみさんだな。女だけどね。
黒沢あすかさんは知らなかった。凄い好き。
かっちょいい。多分松子もかなり好き。

いよいよ登場したのが龍洋一。私が一番好きな龍君。
伊勢谷友介さんであります。この人凄いかっこいい。
とにかく龍くんは可愛くてかっこよくてダメダメなんだけど、やっぱり可愛い。
いやあ、かっこよかった。龍くんに一番泣かされた。

以上、順番どおりに並べるとこんな感じ。
これに入らないのが、瑛太くんとか柄本さんとか香川さん。
瑛太君はこの映画のために痩せたらしいんだが、あの薄い胸板が良かった。
なんだあのダメダメ感満点な人は。そしてあの声。
良い。凄く良い。
あの親子はなんか雰囲気が良いのだよ。あの家の色と合うんだな。

あ、あと脇役といえば、忘れちゃならないスカパラの人。
なんだか合ってた。
阿部寛系。『PLATONIC SEX』の阿部系。
胡散臭いマネージャーみたいな。パンフには凄い緊張してたと書いてあった。

ちなみに、私が好きなのは龍君、笙くん（瑛太くん）、めぐみの３人。
一番は龍君だなぁ。やっぱりダメ男が好きなんだなぁ。

兎にも角にも松子は凄かった。
松子の人生も壮絶だったが、中谷さんのやる気というか気迫とかが凄かった。
パンフ読んだら監督が細かく細かく色んなことを指示する人らしく、出演者やらスタッフさんやら大変だったらしい。

BONNI PINKのテーマソングが好きだ。
この曲が流れるシーンも凄く好きなシーンだ。あのノリが好きなのである。

長くなったが、もう一度見たいと思っている。
確認したいところとか多々あるし。
もう一度龍くんを見たいし。
キャストに入っていたが確認できなかった与座君とかね。