映画館パニック

先日１２日（土）に見に行ったワンピ映画の話。

内容について語りたいことは山ほどあるのだが、
先にニュースにもなっているあの日の混雑の話をしようと思う。

正しくは、混雑のためにパニックになる人のいる風景、といったところか。

長くなるので、ご注意ください。

混んでいた。
混んでいたんだ、とても。
映画館側も、観客側も、パニックになってたんだ。

前売り特典のため、★こ嬢を道連れにすることを決めたので、
お礼に送り迎えをしてみる。

１１時にはファクトリー着。
無事に駐車場に入れたので、まずは敵情視察と、映画館へ。
すでに物凄い行列ができている。
スタッフさんの説明によると、ワンピ以外の映画の当日券希望の人の列と、
ワンピの明日以降の当日券希望者の列とで分かれているらしい。
この時点ですでに１２日当日券完売。
当日券の列は２つ目の渡り廊下まで続いていた。
（現地を知っている人は想像していただきたい）

列を横目で見ながら昼食を。
１２時過ぎに映画館に戻る。上演開始は１３時１５分。
パンフを買わねば、と見回すと、パンフとグッズの特設コーナーができていた。
ワンピとウルトラマンとディケイド。
子どもの姿が少ないなんて、気にしない。
その横で何やらポストカードを配布してる。
何だろうと思っていたら、後ろにいたおねぇさんが「新刊の帯ですよ」と教えてくれた。
はっそんなのがあったのか、と凹む私。

グッズコーナーの列は遅々として進まない。
見るとレジは一個だ。足りるもんか。
上演時間が刻々と近付く。
ワンピのパンフ引換券が無くなっていた。
★こ嬢が確認すると、レジで口頭で言え、とのこと。意味あるのか、引き換え券。
近くなる上演時間に焦る私。何かがはじけた。
後ろのおねぇさんに声をかける。
「あのっ今日ってこの後、ワンピ観ますか」
「いえ、今日はグッズだけで」
「そうですか・・・ファクトリー内には、いますか、ねぇ」
「えっと・・・います、よ、多分」（何かを感じ取っているっぽい）
「あの、次の回の見るんですけどっパンフをお願いできますでしょーかっ」
（★こ嬢の『何を言い出すんだ、コイツは』という視線を感じつつ）
「え、良いですよ」
「すいませんすいません」
低姿勢でありながら、パンフ３つにトートバッグ２つという大荷物を頼み込む、という暴挙に出る私たち。

慌ててグッズ列を抜け出し、上映室の前に向かう。
そこにも列が。
ってゆか、まだ開場してないことに驚く。
上演１０分前くらいになってようやくスタッフさんによる列の誘導が入る。
誘導ミスのせいで、グッズ列と混同しそうになったりする。
並んでいる最中、めっちゃ客に怒られているスタッフさんを見たりする。
上演５分前くらいで列に並んでいるときに、先ほどお願いしたおねぇさんが会計を終わるのを発見する。
向こうも気付いてくれたので、無事に再会。
お願いしたものをすべて受け取り、丁重に御礼を言う。
彼女は本当にパンフだけであった。本当に申し訳ない。

上映時間の１５分になったが、我々はまだ列に並んでいた。
スタッフさんに「上映が遅れたりはしないんですか」と問うと、
「始まって１５分くらいは予告ですから」と言われた。
つまり時間通りやると。まあ、後ろがあるから遅くしてられないだろうが。
それならそれで、開場なんとかしてくれよ、と思う。

無事に０巻とカードを受け取り、中に入る。
暗い。
予告編がとっくに始まってるんだ、仕方ない。
暗闇の中、席を探す。位置的には悪くない。
発売日の水曜に買いに行った甲斐があった。

無事に映画を見られたのであった。

かなり苦労はしたんだが、内容が面白かったので、全然クリアなのである。
そして苦労して手に入れたパンフのできも相当良いのである。
思い出しただけでニヤニヤする。
へっへっへっ