象

開拓記念館に行ってきた。

夏休みからやってる「象の化石展」の招待券をもらったんだが、
それが１０月４日、つまり昨日までだったのだよ。
ようやく行けた。

んで、開拓記念館。
百年記念塔とか、開拓の村とかある、野幌にある。
…野幌って札幌だったんだね。定山渓並に札幌じゃないイメージだよ。
すんごい昔に行ったような行ってないような、そんな感じ。

んで、すごい楽しんだですよ。

北海道内にある数少ない博物館だからね、収蔵量がハンパない。

んで、常設展と特別展（象）の収蔵なんちゃら室まで見たんだが、
とにかく資料が多いから、これもこれもこれも見ろーって感じ。
説明とか見せ方とかどーなのってとこもある。
進む方向と逆になってる年表とかね…。
黒に青字は見づらいよ、とか。

順路がね、わかりにくいの。
とにかく順番に見ていけば、先の道が出てくるんだけど。
「私が興味あるのはここだから～」とかは許さない感じの一本道順路。
とにかく最初から見ろ、と。
説明とか書いても見ないんだろうから、とにかく資料を見ろ、と。

まあ、説明とか何とかは置いといても、とにかく資料がたくさんあるので、楽しいったらない。
氷河期から昭和辺りまで楽しめるよ。
屯田兵のあたりにあった小学生の習字見本が楽しかった。
「牛乳ヲシボル」
うん、必要な単語だよね。
なぜそのページを選択したのか伺いたいところだが。
あと、馬がかっこよかった。

特別展は忠類の再発掘とかがメインだったから、研究過程っぽいのがたくさんあって良い感じだった。
発掘して終わりじゃないんだ、それからが勝負なんだぜ、という心意気を感じた。
バイソンかっこよかったよ。バイソン。

あと、ときめいたのは収蔵なんちゃら室ね。
１階２階の常設展見て、特別展見たら出てきちゃって、収蔵なんちゃら室がわからなかったので、受付のおねえさんに尋ねてもっかい入る。
２階に上がるところで下に行く道があったらしい。降りてみた。

人がいない。

ちょっと広めの教室みたいなところに、棚がズラーっと並んでいる。
上がガラスケースで、下が引き出し。
引き出しを開けるとそっちもたくさんの資料が。

すげえ。

だらだらと徐々に奥に進んでいたんだが、途中でその足が止まった。
一番奥には剥製たち（熊やら鹿やらでかいの）がずらーっと。
それはまだ見えてたから良い。
その１つ手前のガラス棚に、ホルマリン漬けが。
ギャっと叫んで後ずさり。
無理無理無理無理。
そこから奥に進むのは諦めた。

他にも地層はぎとりとか、永倉さん（新撰組）の資料とかもあって、とっても楽しかったよ。
こっちには紙の資料がまとめて置いてあったので、熊の被害の資料だけ貰ってきた。なんでだ。

やっぱ現物の力はすごいわ～、とか思ったのだった。

後日、招待券をくれた人にお礼を言ったら、
「あの下に収蔵庫があって、そっちには１５万軒あるんだよ～」とのこと。
軒って。
「１軒のお宅から資料もらってくるでしょ。それを整理したらそれぞれが１点。整理するまでは軒なんだ～」
とのこと。
１５万軒って。どんだけ眠ってるの、あそこに資料。

ってなことですので、また機会があったら行きたいな。
年に数回収蔵庫の公開もしてるらしいし。

今度は開拓の村も行きたいし。
天気悪かったからな～。残念。

オススメです。