仕事人のススメ

最近密かに熱い仕事人の話をしよう。
（密かにじゃない、とか言わない）
（昨日もしてた、とか言わない）

まずは基本事項から。

まずは流れ。
導入コント。
事件発生。
良い人が死ぬ。
川原で復讐を依頼。
お仕事。
締めコント。
以上。
毎回同じ。
一応話は切れてるけど、大きな事件が繋がってるってのはない。いつ見始めても大丈夫。

レギュラーメンバー。
まずは仕事人から。

ヒガシ：ワタナベさん
同心の人。
普段は飄々としてすっとぼけた感じ。
お仕事中だけ凛々しくなる。

藤田さん：中村さん（主水）
この人も多分警察関係の人。
ヒガシとは部署が違うっぽい。

和久井さん：お菊ねえさん
普段の仕事がわからない。情報屋っぽい。
お仕事を実際にするわけではないが、川原で依頼を受けるのは彼女。

松岡：わからん
屏風絵師。
とりあえず女が絡む。
高いところが好きらしい。（後述参考）

聖：レン君
仕立て屋さん。人助けが趣味。ピアス。
仕事人としては新人なので下っ端。

他のレギュラー。

野際様と中越ちゃん：母上と奥さん
ワタナベさんちの２人。導入・締めコント担当。
野際様がヒガシと中越ちゃんのどちらの母上なのか不明。

福士くんと宇梶さん：後輩と上司
ワタナベさんの職場の人たち。
福士くんはとにかく可愛い。癒し。最初に見たときは不良青年だった（『ワルボロ』より）だったのに。
宇梶さんはおかしな部下を持って苦労性。正義感溢れる素敵な方。

以上。
これ以外で有名っぽい人が出てきたら、敵味方関わらず死ぬと思って良い。

さ、ここまでが基本事項だ。
良いかい。ついてきてるかい。
こっからは見所紹介だ。見所だよ。笑いどころじゃないからね。

「２００９なところ」
一見舞台が時代劇だからと騙されてはいけない。
テーマは「ストーカー」「毒物混入」「高齢化社会」と、めっちゃ現代なんである。
ただ、都合の良い所は時代劇なので、社会構造が恐ろしく単純だったりする。
わかりやすさナンバー１。

「それなりに豪華なキャスト」
それなりに、が重要。
脳の人ドラマほど主役級ではないが、脇役好きな私がときめく人が続々出てくる。
漣様、石丸さん、佐藤二郎さん、ワカちゃん、しほりちゃん、などなど。
ただし、全員死ぬ。
悪人に殺されるか、仕事人に殺されるかの違いはあるが、とにかく殺される。
結局殺されちゃうので、「それなりに」豪華なキャストなのである。
こないだ、出てきた次のシーンで死体役となったピンクの電話ミヤちゃんに幸あれ。

「誰が殺すかクイズ」
だいたいの悪人が揃ったら、仕事人の誰が誰を担当するのか予測してみる。
裏のボス（政治的なお偉いさん）は藤田さん、とか
メインの悪役がヒガシ、とか
女は松岡、とか
とりあえず、レン君は雑魚担当、とか。
未だに全問正解できたことがない…。（レン君に出番を）

「お仕事」
やっぱり仕事人なので、メインはお仕事シーンである。
藤田さんは素晴らしく鮮やか。素敵すぎて一瞬で終わってしまう。
ヒガシはチャンバラ有り。一番まともな方法。
こっからおかしくなるよ。
松岡はとにかく高いところが好き。だいたい天井裏。前回は屋根の上だったけど。
天井裏の場合は下で相手が女とイチャついてるところに布を落とし、前が見えない状況にする。
そこから相手の背後に降り、首と肩の間にアイスピック的なものを差す。
それが心臓に届く様子をレントゲン写真風に紹介。
屏風画と関係ないと思ってたんだが、アイスピック的なものは筆に仕込んであるらしいと聞いた。
そして新人レン君。仕立て屋さんなので、武器は糸。赤い糸。硬い糸。凄い糸。
相手の周りに糸を張り巡らせる。この場合前転等のアクションが入ることが多々ある。
不思議な動きに翻弄されている（だと思ってるけど違うのか）隙に首に糸を巻きつける。
片足を相手の肩に乗せ、力いっぱい糸を引っ張ると、なぜか事切れる。

そんな仕事人。

勿論、私のオススメは福士くんだ。（勿論って何だ）


さあどうだ。見たくなってきただろう。
放送は毎週金曜日２１時から。どっかのチャンネルで。（いつも悩む）
是非、ご覧あれ。


ついでに、毎週水曜日２２時からフジ系でやってる『レッドシアター』の５分前に、
同じフジ系でやってる『馬の王子様』も見てくれないか。
もう細川さんとポニオが最高なんだ。