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管理人しどべの自堕落な暮らし。 漫画とテレビとゲームを愛してます。 腐れセンサーはいつでも発動。
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話題の窪塚主演映画。
原作は山田風太郎。

 (2003年5月6日)

ストーリー
江戸時代。三代将軍家光の頃。
島原の乱から十余年後。
殺害されたはずの天草四郎(窪塚洋介)が魔界から転生した。
彼は大納言として不満を抱える頼宣(杉本哲太)に近づき、
魔界にいる剣豪たちを現世に転生させ、乱世を復活させようとする。
目的は徳川の世を終わらせること。
それに勘づいた十兵衛(佐藤浩市)は再び剣を持つ。


ここまで書いて思い出したが、窪塚は主演ではない気がする。
まあ、一番存在感はあった。

映像がきれい。
CGバリバリのシーンもあるが、ロケシーンなどの画像は綺麗。
ただ、その分、セットがヤバい。
四郎の洞窟が悲しいくらいにセット。
ロケシーンも映像は綺麗なのだが、意味がない。
「何でそんなところにいるの」
と聞きたくなることがしばしば。
ストーリーに関係ないシーンが多いのだ。
もったいない。
チャンバラシーンが多い。おじ様たちが元気。それは良いことだ。

キャストと衣装についてちょっと語ってみる。
いい人が多いのだ。
私の言ういい人だから、中年であることは予想済みだろう。

まず主人公2人について。
●天草四郎=窪塚
前髪が邪魔。喋っていてもそればかりが気になる。
服が派手すぎて逆十字が目立っていないのだが、それでいいのか。
周りをベテランで囲まれてしまったためか、上手に見えない。
なんか残念。
●柳生十兵衛=佐藤浩市
どうやら主人公だったらしい。
彼を好きな人はこの映画を楽しめると思う。
しかしこの人、「強い強い」と言われているわりには、
全然強くない。
チャンバラシーンでは絶対逃げるシーンがある。
というか私は彼の登場時の台詞によりある暗示にかかってしまい、
そればかりが気になった。
相手は伊達小三郎(高橋和也)だ。

ここから趣味に走る。
●長塚京三=宮本武蔵
今回最大のミスキャストだと思う。
あの知的でスーツの似合う理想のオジサマ、長塚さんが武蔵。
そんなのは嫌だ。
武蔵の実像が知的な人だったとしても、一般的イメージから許せない。
しかも転生したほかの人々はみんなそれなりの服を着ているのに、
彼だけ死んだ時の格好のまま、というのはどういうことだ。
私の理想のオジサマを・・・。
●杉本哲太=徳川頼宣
瞬きしない。
怖い。
そして情けない。
●國村隼=?
國村さんというか、私の中では八木田さん(HR)。
八木田さんは天草を最初に殺した人。
中年管理職の侍という感じか。
なんだかはまってた。
●古田新太=胤舜
槍使いの坊さん。似合う。
でも彼が飛び回る姿はちょっと笑える。
好きだけどさ。
●加藤雅也=荒木又右衛門
『BROTHER』以来大好き。
私の中では珍しく濃い顔をしていると思う。
彼は中年ではない。若くもないけど。
蓑。かっこいいのに蓑。
そのアンバランスさにやられてしまった。
私が一番気に入った荒木はさっと出て、あっさりと消えた。
しかし彼のラストは一番かっこよかったと思う。

こうやって書くと案外楽しんだように見えるかもしれない。
しかし、全てあのラストが悪い。
誰かあのラストを納得させてくれ。
後味が悪い。

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